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ホンダ密着:“最上位”の7位入賞も周回遅れ、トップとの差をあらためて実感

2016年7月25日

 7番手からスタートしたフェルナンド・アロンソが、7位でフィニッシュした。

 今年のハンガリーGPは、今年のトップ3といわれるメルセデスAMG、レッドブル、フェラーリがいずれもトラブルなく走りきった。つまり、7位は、アロンソが言う「トップ3チームを除くミニチャンピオンシップ」で最上位だった。そのポジションをドライコンディションで、しかもレース中にライバルたちがアクシデントで後退するようなこともない状況で獲得したことは、ハンガロリンクというコース特性も影響していたとはいえ、長谷川祐介総責任者が述べた「クルマの進化も感じられた」レースだったといえる。

 今回のハンガリーGPで、マクラーレン・ホンダがフォース・インディア、トロロッソ、ハースを抑えて4番目のチームだったことは、レースだけでなく、フリー走行1回目、フリー走行2回目、フリー走行3回目、予選、そしてレースと、すべてのセッションで7位だったことが如実に証明している。

 しかし、長谷川総責任者は「本来であれば、喜ぶべき結果なのかもしれませんが、素直に喜べません」とため息をついた。それは、2台そろって、ポイントを獲得できたレースで、ジェンソン・バトンがリタイアしたからである。

「最初のトラブルはブレーキセンサートラブルです」

 ブレーキが効かない状況に陥ったバトンは危険を回避するためにピットからの指示を受けて事なきを得たが、新しい無線規制レギュレーションに違反したとして、ドライブスルーペナルティを受けることとなった。





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