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ロバート・クビカ、2017年は「90パーセント以上の確率でサーキットに戻るだろう」

2016年10月12日

 BMWザウバーやルノー・ワークス、そしてロータスで活躍した元F1ドライバーのロバート・クビカが、来季2017年のモータースポーツ活動のプランについて「90%の確率でサーキットに戻り、レースをするだろう」と明かした。


 2011年のオフシーズンにイタリアのローカル・ラリー参戦中の事故でキャリア転換を余儀なくされたクビカだが、その後はWRC世界ラリー選手権の参戦に意欲を燃やし、2013年にはトップカテゴリーの下位に位置する『WRC2』のタイトルを獲得した。


 その後はシトロエンのワークスカーなどをドライブしたほか、2015年は自らの名を冠した『RKワールドラリーチーム』でWRC最上位クラスに挑戦。フォード・フィエスタRS WRCで速さを見せる場面もあったが、思うような結果を出ず、今季は開幕戦のモンテカルロ・ラリーにエントリーしたのみとなっていた。


 先日開催されたコルシカ島でのWRCフランス戦、ツール・ド・コルスのサービスパークに姿を見せたクビカは、ラリーへの野心はまだ抱いているものの、もっとも可能性の高いオプションは「自らのルーツであるサーキット・カテゴリーへの回帰である」と語った。

シリーズレギュラーのクリストフ・ハモンとマシンをシェアしたクビカ
シリーズレギュラーのクリストフ・ハモンとマシンをシェアしたクビカ

「僕がサーキットレーシングに関するオファーを多く受けるのは、いたって普通で自然なことだと思う」と、クビカ。


「それは僕が育ってきたフィールドでもあるし、僕自身もラリーストとしてより、レーサーとしての資質の方が高いと思っているよ。だから来季は、ほぼ90パーセント以上の確率でサーキットに戻ることになると思う」

土曜のエンデュランスで3位、日曜のプロスプリントで4位となった
土曜のエンデュランスで3位、日曜のプロスプリントで4位となった


 すでにクビカの元にはいくつかのオファーが届いているということだが、クビカ自身が「何をどうしたいかを、よく考えて」決断したいと語る。


「もちろん、レベルの高いプロフェッショナルな領域でサーキットにカムバックすることを楽しみにしている。けれど同時に、僕自身の物理的な限界についても冷静に考える必要がある」


 2011年にシュコダ・ファビアS2000を貫いたガードレールにより、右手首に致命傷を負ったクビカだが、懸命の治療とリハビリにより大きく機能を回復した。それでも、まだ可動域が完全に回復するには至っていない。

「マシンのストッピングパワーがとても印象的だった」とクビカ
「マシンのストッピングパワーがとても印象的だった」とクビカ

 今季は、元WRCのライバルとして競い合ったマーティン・プロコップの運営するチームで、メルセデスSLS GT3をドライブしてムジェロ12時間耐久に参戦し、事故以来初のサーキット・レースに復帰。先日には、ルノー・スポール・トロフィーのワンメイクカップにゲスト参戦し、表彰台も獲得している。


 クビカはコルシカ島で何人かのWRCチーム関係者と会ったが、同時にこの3年間のWRC活動を通じていくつかの「心残り」もある、と認めた。

フォード・フィエスタで参戦した今季のモンテカルロはクラッシュで終えていた
フォード・フィエスタで参戦した今季のモンテカルロはクラッシュで終えていた

「(ラリー参戦の)機会を失うと、いくつかの領域において残念な気持ちが残ったままになる。ここまでのラリーの経験の中で、僕はたぶん“何か間違ったこと”をしていたんだろう」


「ラリーを戦うなかで、僕は多分いくつかの判断をサーキット・ドライバーとしての考え方で下していた。だから僕は自分自身を、ラリーストとして十分に信頼できないままだった」


「もし自分にWRC(へのチャンス)がなくなった時は、サーキットに戻るだろう」





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